営業拠点を東京支店に集約
青野海運の主要荷主である住友金属鉱山や住友化学では、インターネットの活用により全国の工場や支店間とのコミュニケーションが容易になったことから、決裁権を東京本社に集中させて業務の効率化を図った。
これまで青野海運は、荷主の要望にきめ細かく対応するため、東京支店、大阪営業所、大分営業所、姫路出張所、別府出張所、千葉出張所、難波島出張所を開設していた。しかし、荷主が東京で決裁するようになるにつれ、出張所の役割が軽減されたことから、平成17年(2005)に東京と大阪を除く、5つの営業所・出張所を閉鎖した。21年(2009)には大阪営業所も閉鎖して、営業拠点を東京支店に集約した。
東京支店は、昭和47年(1972)に東京営業所として中央区日本橋一丁目に開設したが、その後、日本橋茅場町、中央区八重洲と移動した。
さらに、平成16年(2004)には中央区日本橋本町3―1―4のセンターヒルズ大島4Fへ、24年(2012)には中央区日本橋1―8―14のクローバー日本橋8Fへと、営業拠点としてより好立地で利便性の高い場所を求めて移転した。