History 第十章 展開期(平成後期~令和)外航海運に本格進出

青野正会長の受賞の栄

青野正会長は、本業の海運業はもとより、地域の産業経済、スポーツ、教育、科学及び文化の振興など、幅広く力を尽くした。
こうした青野正会長の多岐にわたる功績が認められて、平成6年(1994)に紺綬褒章と第六管区海上保安部長より感謝状、10年(1998)に四国運輸局長表彰、13年(2001)に海上保安庁長官より感謝状、17年(2005)に国土交通大臣表彰、18年(2006)に総務大臣表彰、22年(2010)に愛媛県知事表彰、29年(2017)には春の叙勲で旭日小綬章など、数々の受賞の栄に浴した。

とりわけ平成29年(2017)5月11日、春の叙勲で旭日小綬章を受賞し、皇居の「豊明殿」において第125代天皇陛下の明仁様(現・上皇陛下)より優渥なお言葉を賜って、青野正・則子夫妻は、ただただ恐懼感激するのみであった。
「70歳を迎えたばかりで、『旭日小綬章』という身に余る叙勲を賜り、家内ともども上京し、5月11日に経済産業大臣から賀状の伝達を受けた後、皇居に参内し『豊明殿』において天皇陛下よりお言葉を頂戴し、この上もない幸せと二人で感激をいたしました。その場の雰囲気を言葉に表すことは難しいのですが、やはり持っておられるそのものが神々しく一生の宝物として心に刻みました」

青野正会長の旭日小綬章受賞のお祝いとして、青野海運グループ社員一同は、会長に胸像を贈った。青野正会長の胸像は、青野海運本社ビル2階大会議室に設置している。

旭日小綬章受賞のお祝い
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